一周忌

いつものことだけど、なれない布団ではよく眠れず、寝起きはよくない。朝から掃除をしたり一周忌の準備。
11時からお経を詠んでもらう予定だけど、この地域の人々は、時間を守らず、なぜかものすごく早くやってくる。これはこの一年で学んだことだ。30分前には準備を完了させておかねばならない。
12時からは会場をうつし、食事。
一周忌まではあれやこれやと法事が多くてあっという間だったけれど、
これから母親はきつくなるかもしれない。ここ数ヶ月はあまり思い出すことのなかった、最期の父の姿はやけにまざまざと浮かんできて、心配ごとばかりが頭をもたげる。
でもそんな感慨にふけるまもなく、帰京。今度帰ってくるのはいつになるかわからない。