18日の東京マラソン

日曜日、東京マラソン。雨。短パンで走るつもりだったが、長ズボンのほうがいいかもと迷う。都庁ですでに準備に入っている大勢の人たちを見ると、さらに迷う。みな寒さ、雨対策も万全のよう。私は、簡易雨がっぽがどこにあるかもわからず、荷物の預け場所もわからず、ひとりあたふたとする。でも、雨の中走り回り、Iのスタートブロックに並ぶがそれからが長かった。さんざん雨に降られながら、40分じっと待機。先頭がスタートしても、こちらはまだ動かない。スタートラインを踏んだのはおよそ10分後。それまではみな、シーンと雨に耐えていたが、動き出すと、「ヒュー、ヒュー」と盛り上がる。ただ、「シンタロー、シンタロー」と叫ぶのは気持ち悪かった。この3万人が都知事選で慎太郎に投票するような素朴な事態にはならないでほしい。
走り始めたらあっという間。新宿界隈は、大混雑でゆっくりペースだし、5キロ付近では、同僚が待っていてくれたり、7キロでは夫といつも行くバーの店長さんがいてくれたので、その都度、興奮していたから。残り3キロは、一生懸命走る。10時15分ごろにはゴール。ネットの速報だと、55分くらい。レースになれば、もっと速くなれるはず。着替えて10時半には霞ヶ関の駅に降り、ぴゅーっと帰る。今度はフルだな、と思う。走れそうな気がしてきた。
お風呂で体を温めたあと、応援に来てくれた店長のいるお店へ。夜、田辺聖子佐伯一麦を読む。
熱でも出すかと思ったが、そんなことはなかった。