数年後の私に必要なもの

時間が経ってありがたいと思えるものは、おそらく情緒的な感情の描写ではなく、
起きたことの記録だろうと思い、日々の行動を書き留めておこうと思ったのがこの日記のはじまり。
でも、そうすると、話題は、仕事のことが中心になり、とても味気なく、
読み返すほどに気が滅入る、という事態に陥ってしまっている。
だったら、仕事のことなんか、書かなければいいのよ! と思い、3日が経った。
基本的に、私の生活には、夫とお風呂とご飯と本しかない。
そのなかで最近、うれしかったこと。
木曜日に大学の女子寮で同室だった後輩にばったりと会う。およそ10年ぶり。
4人部屋で22時半門限というおそろしくクラシカルなその寮は、当時は、イヤでたまらなかったけれど、
いまでは時代錯誤的なエピソードも含め、私を楽しませてくれる。
今度、あらためて会いましょう、と約束して別れる。