ある種の成長

仕事の関係で、会長、社長というような方々と麹町で食事会。
何を話そうかと心配していたけれど、時間も短めで
新鮮な気持ちで過ごすことができた。9時すぎに解散。
ビジネス誌編集部時代は、もっと露骨な接待が頻繁にあった。
いい年の男性たちに丁重に見送られながらタクシーに乗る私に、
運転手は「お客さん、いったい何をやってる方ですか?」と
聞いてきてたし。きっとものすごく違和感のある風景だったんだろうなぁ。
いろいろご馳走食べさせてもらったけれど、あんまり憶えていない。
あたしのいちばんバブリーだった時代かもしれないのに。
でも、そのころに比べたら、年齢関係なしになごやかにいろいろな
話ができるようになったと思う。
帰りに本屋で、ずっと買いそびれていた春口裕子の『女優』(幻冬舎文庫
を購入。女の嫌らしさがいい。