舞台

『トーキョー/不在/ハムレット』(遊園地再生事業団+ニブロール/シアタートラム)
プレ公演4回を経たのちの本公演。
実験公演でのインパクトが強かったために、
本公演で自分がどういう印象を持つのか、
2時間40分という長さを十分に楽しむことができるのか不安だったけれど、
これまでのプレ公演とはまた違った印象で
ストーリー、俳優の身体、映像、音楽etc。。。を堪能できた
ニブロールはスタイリッシュだ)。
というか、そんなクールな反応ではなく、すごいと思った。すごかった。
舞台とは、物語の筋を追っているだけではないのだ、とあらためて思ったし、
いやそれよりも、何かジャンルでくくることができる類いの表現ではないのではないか。
ものすごい質量だった。
これまでの演劇の型を解体し、新しい流れをつくろうとしている宮沢章夫氏の姿勢に
強く強く刺激を受ける。