シンセミア

シンセミア(上)

シンセミア(上)

土曜日。遅ればせながら阿部和重の『シンセミア』を読み始めたところ、やめることができずに寝る間を惜しんで読んでいる。オットには、「今、現実は『シンセミア』のほうにあるでしょ」といわれ、「そのとおり」と思う。舞台となった山形県東根市神町は、2年ほど従弟たちが住んでいたところで、一度だけ遊びにいったことがある。2年という期限付きは、自衛隊家族のためだ。
春だというのに、まだ雪がうずたかく積もっていたこと。最上川が近くにあったこと。そして、広大な果樹園くらいしか記憶にはないけれど、たしか神町小学校にも行ったはず、と思い返す。今晩、最後の100pを一気に読み進める予定。
それ以外の読書は、『かやまつ女の時代』。amazonから『闘争領域の拡大』も届いた。
「かまやつ女」の時代―女性格差社会の到来

「かまやつ女」の時代―女性格差社会の到来

 
闘争領域の拡大

闘争領域の拡大