「いつか読書する日」、バトンの渡し方

土曜日は、ユーロスペースで映画3本立て。
いつか読書する日』の最終回を見て、そのままレイトショーの『楳図かずお恐怖劇場』に突入するという、ちょっと節操のない組み合わせでした。
『いつか〜』は、50歳の男女のお互いに忘れられない恋の物語。http://www.eiga-dokusho.com/
年を重ねていきながらも、ずっと忘れられない男性への思いを抱え、独身のまま生きてきた主人公(田中裕子)。そして、同じように忘れられないながらも別の女性と結婚した岸部一徳。互いに強く意識しながらも接点はほぼないふたり。その一方で、小説家と英文学者の夫婦は、夫が痴呆で記憶も言葉もどんどんあやふやなものになっていく。その対比がせつなく、涙止まらず。


それから。バトンがまわってきて、書きっぱなしだった「ミュージック・バトン」と「ブック・バトン」。
本当は、5人にまわすんだっけ? まずは、一人、せんさん(http://www.geocities.jp/rossotamana/)にお渡しします。どうぞよろしく。