生涯一ガール

午前中に校了。午後にひとつ打ち合わせ。少しずつ山を越えている実感があり、なんとなくのんびりした気分で奥田英朗『ガール』を買って帰る。
30代の働く女性たちの短編集。「ヒロくん」で少し泣き、「ガール」で「洋服を、洋服を買わねばー」と思う。
この「ガール」、ときどき私も使う「いつまでも乙女だから」みたいなものだろう。年相応に徹しきれない痛さにおおいに心当たりを感じつつも、いいじゃん、と思うのだった。