ある女の子のことを思う

26時をすぎた今、明日の校了を前に、いまだ入稿していないページがたくさん。自分の担当のところは終わったが、先に帰れる年齢でもなくなった。見届けねば。そして、朝早く起きねば。
といっても、とりたてて早急にすることはないので、最近、ビール屋でよく会う若い女の子のことなど考えてみる。美術系専門学校卒の真正文化系女子だ。彼女を見ていると、私などは、「文化系」でも「女子」でもないことがよくわかる。
いつもひとりで来る彼女。恋人はいるらしい。スカートをはいたりはしない。
でも、話してみたいとは思わない。つまらなそうだから。