遊園地再生事業団『トーキョー/不在/ハムレット』

デリダのいう「脱構築」がどういうことなのかよくわからないし、
どう使っていいのかも自信はないけれど、
この公演を見ながら、
「テクスト」「解体」「構築」「反復」というポストモダン的な言葉が、
頭のなかを駆け巡った。
もちろんはじまりに「ジャック・デリダに捧げる」とあったせいで、
より強く意識したということもあるけれど、いずれにしても
直感的に私は、ものすごく興奮していた。
プレ公演というものの醍醐味を味あわせてもらったように思う。
見事だった。